ボトックス注射


ボトックスとはボツリヌス菌は作られるタンパク質の一つです。ボトックス注射をすることで筋肉を弛緩させる作用があります。

その為、歯科医院でボトックス注射を用いる場合、多くは『食いしばり』や『噛みしめ』の強い方に有効です。食いしばりや噛みしめの強い方にボトックス注射をすることで顎の筋肉を弛緩させて症状を緩和させることが可能です。食いしばりや噛みしめが強いと様々な影響があります。

食いしばり・噛みしめが強いことでの影響

  • 顎の負担が大きくかかり顎関節症になる恐れがある
  • 歯を支える歯槽骨が圧迫され歯周病になりやすくなる
  • 歯がすり減ってしまう
  • 被せ物や詰め物が割れてしまう

このように多くの影響を及ぼします。
しかし、食いしばりや噛みしめはご本人が自覚していない場合もありますので下記のチェックリストに該当する方は食いしばりや噛みしめがある可能性があります。

食いしばりや噛みしめチェックリスト

  • 朝起きると頬の内側に噛んだ形跡がある
  • 朝起きると顎や歯が痛い
  • 何もしていないのに顎が痛い
  • 日中激しい眠気がある
  • 寝起きに疲れが取れていない
  • 肩や首筋がいつも凝っている
  • 詰め物や被せ物がすぐに取れてしまう
  • エラが張って顔が大きくなった
  • 家族や友人に歯ぎしりを指摘された など

このような症状がある方は一度、診断を受けることをおすすめします。
ボトックス注射は食いしばりや噛みしめ以外にも作用があります。

ガミースマイルの改善

ガミースマイルの原因として上唇を上げる力が発達しているケースがあります。通常の人よりも上唇の筋肉が発達していると唇を持ち上げる力が強く必要以上に歯ぐきが露出してしまいガミースマイルとなります。

この場合はボトックス注射をすることで筋肉の働きを抑制して必要以上に上唇が上がらないようにすることでガミースマイルの改善がみられることがあります。

シワの改善

加齢に伴ってお口元のシワ、いわゆるマリオネットラインが気になる方も少なくないかと思います。こういったシワの改善にもボトックス注射が有効です。

表情筋の働きを抑制することでシワが出にくくすることが可能です。また、継続的にボトックス注射を行うことでシワが出来ることを予防出来ます。ボトックス注射後は1週間ほどで徐々に表情筋の働きが弱まりシワが目立たなくなります。

エラを目立たなくする

エラが張っている方の原因の一つとして通常の人よりも顎の筋肉が発達していることで筋肉がついてしまいエラが張っているように見える場合があります。この場合はボトックス注射をおこなうことで筋肉の働きを抑制し、エラの筋肉を小さくすることで小顔効果が得られます。

ただし、エラが張っている原因が骨格によるもの、脂肪によるものの場合はボトックス注射を行っても効果はあまり得られません。まずはご相談の上、診断を受けることをおすすめ致します。

ボトックス注射の持続期間

個人差がありますが約3ヶ月~6か月ほど効果が持続します。

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