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2021.12.07

歯並びが悪くなる原因とその対策について①

なぜ歯並びは悪くなってしまうのでしょうか。

その原因は、大きく2つあります。

 

一つは、顎の成長不足のために、歯が生えるスペースが足りないために、5人掛けの椅子に6人で座った時のように、みんな前や後ろに重なり合ってギュウギュウに座っている様なことが、口の中でも起こっています。

では、なぜ顎が成長不足になっているのかというと、それは顎の発育期に、正しい食事の運動ができていなかったためです。

正しい食事の運動が出来ないと、顎が成長しなくて歯が綺麗に並ばないだけではなく、顔面も平らな顔になってしまいます。

歯が埋まっている上顎骨は目や鼻とも繋がっているので、正しい食生活をすることで、目も大きくなり、鼻も高くなります。

幼い時から正しい食事をすることで、矯正することなく綺麗な歯並びになるだけではなく、より美男美女の顔つきになります。

では、正しい食事の仕方は何かというと、まずは食事をとる姿勢です。しっかり台や床に足をつけずに、足をブラブラさせていると咬む時に力がはいりません。

また、食事の際に水やお茶を置いておくと、あまり咬まずに飲み込んでしまい、胃にも負担がかかってしまいます。年齢や食べ物にもよりますが、水は出来たら食後に飲むようにいましょう。

さらに、食事は前歯でかぶりつかせるようにしましょう。

前歯のことを専門的には切歯と言いますが、包丁の役割の歯です。

今時のお母さんたちは、食事を作る際に手をかけすぎて、何でも小さく切ってしまい、子供たちは前歯を使わずに奥歯ですりつぶすだけになってしまいます。

 

食事は出来るだけ毎食前歯でかぶりつかせる様な物を出してあげましょう。

 

よく勘違いされるのですが、硬い物をあげるのではなく、口よりも大きいサイズの物を出してあげれば、前歯で小さくしないと食べれないので、必然的に前歯を使います。

お母さんは出来るだけ手を抜いて、本人の前歯をどんどん使わせてあげましょう。

 

6歳までであれば、顎はまだまだ成長します。それまでに歯が重なっていたり、ギュウギュウであっても、正しい食事のとり方で矯正いらずの歯並びになります。

それ以降で顎の成長が間に合わない、もしくは成長が終わってしまっている場合は顎を広げるか、スペースを作るために抜歯をしたり、歯を0.5㎜以下ずつ何本かスリムにして矯正治療で歯を並べる必要があります。

 

歯並びが悪くなる原因のとその対策についての2つ目は次回に続きます。

 

当院では無料矯正相談も行っております。

小児矯正も行っておりますので、何か心配事があれば何でもご相談下さい。

 

 

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