「夜職をしているけど、歯列矯正を始めたい」「接客業で矯正装置が目立つのは困る」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。キャバクラやラウンジ、ホストクラブなどの夜職では、見た目の印象が売上に直結するため、矯正治療に踏み切れない方も少なくありません。
しかし、夜職の方でも矯正治療は十分に受けられます。むしろ、美しい歯並びは接客業において大きな武器となり得るのです。
本記事では、夜職で矯正をやめた方がいいと言われる理由から、実際に矯正治療を成功させるためのポイント、おすすめの矯正方法まで詳しく解説していきます。矯正を迷っている夜職の方は、ぜひ最後までご覧ください。
夜職で矯正をやめた方がいいと言われる理由とは

夜職の方が矯正治療を検討する際、周囲から「やめた方がいい」と言われることがあるかもしれません。なぜそのように言われるのか、主な理由を整理していきましょう。
接客業において矯正装置が目立つ懸念
夜職で最も気になるのが、矯正装置の見た目でしょう。従来のワイヤー矯正では、金属製のブラケットが歯の表面に装着されるため、会話や笑顔の際にどうしても目立ってしまいます。
キャバクラやラウンジでは、お客様との距離が近く、口元に視線が集まりやすい環境にあります。「矯正中だと指名が減るのでは」「第一印象が悪くなるかもしれない」といった不安から、治療を躊躇する方が多いのは事実です。
実際に、表側矯正をしていることで面接に落ちたという声も見られます。ただし、後述するように目立たない矯正方法も複数存在するため、装置の種類を工夫すれば十分に対応可能です。
不規則な生活リズムが治療計画に影響する
夜職は一般的な仕事と比べて、生活リズムが不規則になりがちです。深夜まで仕事をして、朝方に就寝するというサイクルでは、歯科医院の診療時間に通いにくいケースも出てきます。
矯正治療では定期的な通院が必要となり、ワイヤー矯正の場合は月に1回程度、マウスピース矯正でも1〜2か月に1回は歯科医院を訪れなければなりません。平日の日中しか診療していないクリニックを選んでしまうと、通院のたびに睡眠時間を削ることになってしまうでしょう。
また、矯正装置を装着したまま長時間の接客をすることで、ストレスが溜まりやすいという側面もあります。仕事と治療の両立が難しいと感じる方がいるのも無理はありません。
費用面での不安が大きい
矯正治療は保険適用外となるケースがほとんどで、全額自費での支払いが基本となります。治療費の相場は以下のとおりです。
表側ワイヤー矯正であれば60万円から100万円程度、裏側矯正になると100万円から150万円程度、マウスピース矯正は30万円から100万円程度が一般的な費用帯となっています。
夜職は収入が安定しにくい面もあり、高額な治療費を一括で支払うのは難しいと感じる方も多いでしょう。デンタルローンを利用したくても、審査に通るか不安という声も聞かれます。
ただし、院内分割払いに対応している歯科医院も増えており、審査なしで分割できるケースもあるため、費用面のハードルは以前より下がっているといえます。
矯正中の食事制限やケアが仕事に支障をきたす
夜職では、お客様とお酒を飲んだり食事をしたりする機会が頻繁にあります。矯正中は食事制限が生じることもあり、仕事に支障をきたすのではないかと心配する方もいるでしょう。
ワイヤー矯正の場合、硬いものや粘り気のあるものは装置が外れる原因となるため避ける必要があります。また、食後のケアを怠ると虫歯や口臭のリスクが高まるため、お客様の前で歯磨きのタイミングを確保しなければならないという課題もあるでしょう。
夜職でも矯正治療をおすすめできるケース

「やめた方がいい」という声がある一方で、夜職の方こそ矯正治療を受けるメリットが大きいケースも存在します。以下に該当する方は、前向きに矯正を検討してみてはいかがでしょうか。
歯並びへのコンプレックスが接客に影響している
歯並びにコンプレックスを抱えていると、自然な笑顔を作りにくくなります。口元を隠すように笑ったり、大きく口を開けることを避けたりと、接客においてマイナスに働いてしまうことも少なくありません。
夜職において笑顔は最大の武器です。歯並びが整うことで自信を持って笑えるようになれば、お客様への印象も大きく変わるでしょう。実際に矯正治療を経験した元キャバ嬢の方からは、「自分に自信が持てるようになった」「写真写りが格段に良くなった」といった声が上がっています。
コンプレックスを解消することで、仕事のパフォーマンスが向上する可能性は十分にあるのです。
将来のキャリアチェンジを見据えている
夜職を永遠に続けるわけではなく、いずれは昼職への転職を考えている方も多いでしょう。歯並びは就職活動において第一印象を左右する重要な要素であり、きれいな歯並びはビジネスシーンでも好印象を与えます。
夜職をしている今のうちに矯正治療を終わらせておけば、キャリアチェンジの際に歯並びを気にする必要がなくなります。矯正期間は1年半から3年程度かかることが多いため、早めに始めることで将来の選択肢を広げられるでしょう。
健康面での不安を感じている
歯並びの悪さは、見た目だけでなく健康面にも影響を及ぼします。噛み合わせが悪いと、頭痛や肩こり、顎関節症の原因になることがあります。放置していると、顔の左右差が強調されたり、顎の位置がずれて見えたりすることもあり、首や肩の筋肉、姿勢にも影響を及ぼすため、長期的には身体の歪みや不調につながるケースも少なくありません。
また、歯が重なっている部分は歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。将来的に歯を健康に保ちたいと考えるのであれば、矯正治療は有効な選択肢となるでしょう。
夜職は不規則な生活になりがちで、口腔ケアがおろそかになりやすい環境にあります。矯正治療をきっかけに、歯の健康を意識するようになったという方も少なくありません。
夜職の方におすすめの目立たない矯正方法

夜職で矯正治療を受ける際、最も重要なのが「目立たない矯正方法を選ぶこと」です。現在は様々な選択肢があり、接客業の方でも安心して治療を進められるようになっています。
マウスピース矯正(インビザラインなど)
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法で、夜職の方に最もおすすめできる矯正方法といえます。
マウスピースは透明なため、装着していてもほとんど目立ちません。お客様との会話中や写真撮影の際も、矯正中であることに気づかれにくいのが大きなメリットです。
さらに、マウスピースは取り外しが可能という特徴があります。食事の際には外せるため、好きなものを自由に食べられますし、お客様の前で装置を気にする必要もありません。大切なイベントや撮影がある日は、一時的に外しておくという選択もできるでしょう。
通院頻度が少なく済むのも、忙しい夜職の方には嬉しいポイントです。1〜2か月に1回程度の通院で済むクリニックも多く、仕事との両立がしやすい矯正方法といえます。
費用は30万円から100万円程度で、ワイヤー矯正と比べて比較的リーズナブルな場合もあります。ただし、装着時間を1日20〜22時間確保する必要があるため、自己管理が求められる点には注意が必要です。
裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)
裏側矯正は、歯の裏側(舌側)にブラケットを装着する方法です。表から見えないため、周囲に矯正中であることを知られずに治療を進められます。
ワイヤー矯正の一種であるため、マウスピース矯正では対応できない重度の歯並びの乱れにも効果を発揮します。取り外しの手間がなく、装着し忘れの心配がないのもメリットでしょう。
一方で、費用は100万円から150万円程度と高額になりやすく、舌に装置が当たることで最初は発音しにくさや違和感を覚える方もいます。慣れるまでに2週間から1か月程度かかるケースが一般的です。
表側矯正でも目立ちにくい素材を選ぶ
費用を抑えたい場合は、表側矯正でも目立ちにくい素材を選ぶ方法があります。
セラミックブラケットは白や透明に近い色で作られており、金属製のブラケットと比べて格段に目立ちにくくなります。ホワイトワイヤーと組み合わせることで、さらに目立ちにくさを追求することも可能です。
表側矯正は裏側矯正と比べて費用を抑えられ、60万円から100万円程度で治療を受けられます。ただし、至近距離では装置が見えてしまうため、夜職の方には完全に目立たない方法とはいえないかもしれません。
セラミック矯正という選択肢
短期間で歯並びを整えたい場合は、セラミック矯正という選択肢もあります。歯を削ってセラミックの被せ物をする方法で、1〜2か月程度で理想の歯並びを手に入れることができます。
ただし、健康な歯を削るというデメリットがあり、将来的に被せ物のやり替えが必要になる可能性も考慮しなければなりません。歯科医師とよく相談したうえで、慎重に判断することをおすすめします。
夜職で矯正治療を成功させるための具体的なポイント

矯正方法を選んだ後は、実際の治療を成功させるためのポイントを押さえておきましょう。夜職ならではの工夫が必要な場面もあります。
通院しやすいクリニック選びが重要
夜職の方にとって、クリニック選びは治療成功の鍵を握ります。
土日や夜間の診療に対応しているクリニックを選ぶことで、仕事に支障をきたさずに通院できます。また、駅から近い立地であれば、出勤前や帰宅途中に寄りやすいでしょう。
カウンセリングの際に、自分の仕事や生活スタイルを正直に伝えることも大切です。夜職の方の矯正実績があるクリニックであれば、適切なアドバイスを受けられる可能性が高くなります。
マウスピースの装着時間を確保する工夫
マウスピース矯正を選んだ場合、1日20〜22時間の装着が必要となります。夜職では食事やお酒を飲む機会が多いため、装着時間の確保が課題になりがちです。
食事の前にマウスピースを外し、食後すぐに歯磨きをして装着するという習慣をつけることが重要です。意識をしないと勤務中に外している時間が長くなりがちなので、アラームを設定して装着を忘れないようにしたり、持ち歩き用のケースを常備したりといった工夫も効果的です。
矯正中の食事やお酒との付き合い方
ワイヤー矯正の場合、硬いものや粘り気のある食べ物は装置が外れる原因となるため注意が必要です。ガムやキャラメル、硬いせんべいなどは避けた方が無難でしょう。
お酒については、矯正装置への直接的な影響は少ないものの、飲酒後のケアが重要になります。お酒を飲んだ後は口の中が乾燥しやすく、虫歯のリスクが高まるため、可能であれば水でうがいをするなどの対策を取りましょう。
マウスピース矯正であれば、食事や飲酒の際は外せるため比較的自由度が高くなります。ただし、外したまま長時間放置すると治療が進まないため、時間管理には気を配る必要があります。
また1日20時間以上の装着時間を確保できないようであれば、勤務中もマウスピースを装着したまま、極力虫歯になりにくいお酒、糖分の含まない蒸留酒を飲酒するようにしましょう。
帰宅後は必ずマウスピースを外して丁寧に歯磨きを行い、口腔内を清潔な状態に戻すことが重要です。その後、就寝前までできるだけ長く装着することで、1日のトータル装着時間を確保しやすくなります。
口腔ケアを徹底する
矯正中は通常よりも虫歯や歯周病のリスクが高まります。特にワイヤー矯正では、装置の周りに汚れが溜まりやすいため、丁寧な歯磨きが欠かせません。
歯間ブラシやフロスを活用して、装置の隙間もしっかりとケアしましょう。外出先でも歯磨きができるよう、携帯用の歯磨きセットを常備しておくと便利です。
また、定期的なクリーニングを受けることで、自分では落としきれない汚れも除去できます。矯正治療中は特に口腔ケアを意識して、健康な歯を維持していきましょう。
矯正中の夜職に関するよくある疑問

矯正治療を始める前に、気になる疑問を解消しておきましょう。夜職ならではの心配事にお答えします。
矯正中でもキスはできる?
矯正中のキスについて不安を抱く方もいますが、矯正治療が理由で避ける必要はありません。
マウスピース矯正の場合、キスの前に外しておけば特に問題ありません。ワイヤー矯正では装置が口の中にあるため違和感を覚えることもありますが、相手を傷つけるほどの危険性はないでしょう。
ただし、矯正を始めたばかりの時期は装置に慣れておらず、痛みを感じることもあります。無理をせず、自分のペースで過ごすことが大切です。
矯正していると夜職の面接で不利になる?
表側矯正をしている場合、面接で不利になる可能性はゼロではありません。実際に「表側矯正で落とされた」という声も見られます。
ただし、マウスピース矯正や裏側矯正であれば、面接官に矯正中であることを気づかれにくいため、選考に影響する可能性は低いでしょう。面接時だけマウスピースを外しておくという対応も可能です。
また、矯正治療を「自己投資」として前向きにアピールする方法もあります。歯並びを整えることで今後のパフォーマンス向上につながると説明すれば、むしろ好印象を与えられるかもしれません。
矯正中に撮影や大事なイベントがある場合は?
マウスピース矯正であれば、撮影や大事なイベントの際は一時的に外すことができます。数時間程度であれば、治療への影響も最小限に抑えられるでしょう。
ワイヤー矯正の場合は外すことができないため、事前に歯科医師に相談しておくことをおすすめします。重要なイベントの前にワイヤーを外してもらい、終了後に再度装着するという対応が可能な場合もあります。
いずれの場合も、イベントのスケジュールが分かっている時点で歯科医師に伝えておくと、治療計画を調整してもらえる可能性があります。
費用の支払い方法にはどんな選択肢がある?
矯正治療の費用は高額になりがちですが、支払い方法にはいくつかの選択肢があります。
デンタルローンは、信販会社を通じた分割払いの方法です。審査がありますが、審査に通れば月々の支払いを抑えることができます。夜職の方でも、安定した収入があれば審査に通る可能性はあります。
院内分割は、歯科医院独自の分割払い制度です。審査がない場合が多く、夜職の方でも利用しやすい支払い方法といえるでしょう。分割回数や頭金の有無はクリニックによって異なるため、カウンセリング時に確認することをおすすめします。
クレジットカード払いに対応しているクリニックも増えており、ポイントを貯めながら支払いたい方には便利な選択肢です。
矯正治療で後悔しないために押さえておきたいこと

夜職に限らず、大人になってから矯正治療を始める際に知っておきたいポイントをまとめます。
治療期間の目安を把握しておく
矯正治療には一定の期間がかかります。一般的な治療期間の目安は、全体矯正で1年半から3年程度、部分矯正で6か月から1年程度となっています。
歯並びの状態や選択する矯正方法によっても期間は変わるため、カウンセリング時に自分の場合はどのくらいかかるのかを確認しておきましょう。
また、矯正治療が終了した後も「保定期間」が必要です。リテーナー(保定装置)を装着して、歯が元の位置に戻らないよう維持する期間で、1年から2年程度続けることが推奨されています。
治療中の痛みや違和感について
矯正治療を始めると、最初は痛みや違和感を覚えることがあります。特に装置を装着した直後やワイヤーを調整した後は、歯が動く痛みを感じやすくなるでしょう。
痛みのピークは2〜3日程度で、1週間ほどで落ち着いてくるケースが一般的です。痛みが強い場合は、歯科医師に相談して痛み止めを処方してもらうこともできます。
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて痛みが少ないとされていますが、新しいマウスピースに交換した際には圧迫感を覚えることがあります。
信頼できる歯科医院を選ぶ
矯正治療の成否は、歯科医院選びに大きく左右されます。以下のポイントを参考に、信頼できるクリニックを選びましょう。
矯正歯科を選ぶ際は、資格の有無だけでなく、これまでにどれだけ多くの矯正治療を行ってきたかという実績にも注目することが大切です。症例数や実績が豊富なクリニックであれば、様々なケースに対応できる技術力が期待できます。
また、カウンセリングで治療計画やリスクを丁寧に説明してくれるかどうかも判断材料になります。疑問点にしっかり答えてくれる歯科医師であれば、治療中も安心して相談できるでしょう。
複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することをおすすめします。セカンドオピニオンを取ることで、より自分に合った治療計画を見つけられる可能性が高まります。
夜職の方が矯正治療を始めるベストなタイミング

矯正治療を始めるタイミングについても触れておきましょう。夜職の方ならではの考慮すべきポイントがあります。
収入が安定している時期に始める
矯正治療は長期間にわたるため、ある程度収入が安定している時期に始めることをおすすめします。治療途中で通院できなくなると、せっかくの治療が台無しになってしまう可能性があるためです。
分割払いを利用する場合も、毎月の支払いが負担にならない程度の金額設定にしておくことが大切です。
繁忙期を避けてスタートする
矯正を始めた直後は、痛みや違和感で仕事に集中しにくいこともあります。年末年始やクリスマスなどの繁忙期を避けて治療を開始すると、精神的にも余裕を持って取り組めるでしょう。
逆に、比較的暇な時期に治療を開始すれば、装置に慣れる期間を確保しやすくなります。
思い立ったら早めに相談を
矯正治療は早く始めるほどメリットが大きい面もあります。治療期間が1年半から3年かかることを考えると、先延ばしにすればするほど完了時期も遅くなってしまいます。
まずは無料カウンセリングを受けて、自分の歯並びの状態や治療の選択肢を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。多くのクリニックでは初回のカウンセリングを無料で行っているため、気軽に相談できます。
まとめ
夜職の方が矯正治療を受けることは、決して「やめた方がいい」選択ではありません。目立たない矯正方法を選び、通院しやすいクリニックを見つければ、仕事と両立しながら理想の歯並びを手に入れることは十分に可能です。
見た目への影響が少ないマウスピース矯正や裏側矯正を検討することがポイントになります。また、土日や夜間診療に対応しているクリニックであれば、仕事と両立しながら無理なく通院しやすいでしょう。費用についても、院内分割やデンタルローンを活用すれば負担を抑えることが可能です。
自分のライフスタイルに合った方法で矯正治療を進めることで、より自信を持って笑えるようになるはずです。歯並びは接客業において第一印象を左右する重要な要素です。コンプレックスを抱えたまま働き続けるよりも、矯正治療で自信を持てるようになった方が、仕事のパフォーマンスも向上するでしょう。
迷っている方は、まずは歯科医院のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。自分に合った治療方法や費用、期間について具体的な話を聞くことで、矯正治療への不安が解消されるかもしれません。
美しい歯並びで、より自信を持って輝ける毎日を手に入れましょう。
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